【南シナ海問題】なぜ中国は南シナ海にこだわるのか 「九段線」の歴史をたどると見えてくる日本の影
<鈴木徹のニュースがわかる>
中国船が南シナ海でフィリピン船に放水、衝突…。近年、こんなニュースが相次いでいます。中国と東南アジアに囲まれた南シナ海は、日本に無関係な「遠い海」ではありません。輸入原油の約8割が通る物流の大動脈で、歴史をさかのぼれば、日本も対立の火種をつくった当事者です。
中国は現在、南シナ海をU字形に囲む「赤い舌」とも呼ばれる「九段線」を地図に描き、島や岩礁の領有と権益を主張しています。周辺国の排他的経済水域(EEZ)と重なる海域でも、岩礁を埋め立てて人工島を次々と造成。日本の海上保安庁に当たる海警局や海軍が活動を活発化し、反発を招いてきました。
■中国はなぜ「九段線」を自国の権益と主張するのか
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