<ウクライナ侵攻4年>北方領土にも長期化の影 択捉島に遺族が慰霊施設 ウクライナからの移住者「平和な島に残る」
択捉島紗那に建てられたウクライナでの戦没者を追悼するロシア正教会の礼拝堂。左に見える墓地の一角には日本人の墓が残っている=2月14日
ロシアがウクライナで「特別軍事作戦」を始めてまもなく4年。戦地から遠く離れたロシアが実効支配する北方領土・択捉島でも、長期化する戦争の影は静かに広がる。北海道新聞のロシア人スタッフが島を歩くと、戦死者を慰霊する施設の整備が進み、ウクライナからの移住者はこの地で生きていく覚悟を固めていた。
2月中旬、島の中心集落・紗那。小高い丘のふもとに、ロシア正教会の十字架を掲げた高さ10メートルほどの礼拝堂が静かに立っていた。
礼拝堂はウクライナでの軍事作戦で戦死した兵士を追悼するために2024年12月に建てられた。「島民はいつの時代もロシアのために戦ってきた。彼らの名前を永遠に残さなければならない」。島の正教会トップ、ロマン司祭は語った。...
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