<中国ゼロコロナ 変わるコト・モノ>④ 厳しい行動制限 必要に迫られたオンライン授業 いまは当たり前
中国政府が2020年の新型コロナウイルス感染拡大以降に行った「ゼロコロナ」政策は、経済・社会に大きな爪痕を残しました。世界にも類をみないほどの厳しい行動管理や隔離環境など「負の側面」ばかりが強調されがちですが、コロナ禍という特殊な状況だったからこそ成長したサービスもありました。ゼロコロナ政策を検証するシリーズ第4部の今回は「コロナ禍が残した産物」について報告します。4回目の今回は日本でも各地で実施されたオンライン授業です。(北京駐在 古田夏也)
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実際のオンライン授業の様子。課題文を大きく映し出しながら会話ができる=ラッフルズ提供(写真の一部を加工しています)
■対面授業が可能でも選択
「蘇州は今年とても暑いです。あなたはいつ日本に帰りますか?」
インターネットを通じたオンライン授業で、中国語講師の王文娟さん(32)が中国語で優しく語りかけると、画面の向こうにいる日本人の生徒から笑みがこぼれました。8月上旬、パソコンを使った1対1の中国語教室の一幕です。
オンライン授業を行う中国語講師の王文娟さん(ラッフルズ提供)
日系企業が集積している上海の西側に位置する江蘇省蘇州市。日本人は5312人(2023年10月時点)が住んでおり、中国本土では上海、北京、広州に次ぐ4番目の多さです。日本人を対象にした語学教室「ラッフルズ」ではコロナ明け後もオンライン授業を継続して行っており、8月初旬の週末も約30人が受講しました。教室から近くに住んでいて対面授業を受けることが可能な状態でも平日の夜は通学をせずにオンラインを選択したり、駐在の任期を終えて日本に帰っても受講を継続している生徒もいるようです。
■岩見沢からリモートで業務
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