第27回YOSAKOIソーラン祭り(実行委主催)が6~10日、札幌市中央区の大通公園を中心とした市内19会場で開かれました。国内外から集まった約2万7千人の踊り手が、初夏の道都を華やかに舞いました。現場を撮影して歩いた新人カメラマンの井上浩明(23)と宮永春希(23)がそれぞれの写真からお気に入りの6枚を紹介します。

■井上浩明の6枚
 兵庫県生まれの私にとって、今回がYOSAKOIを見る初めての機会でした。それぞれの演舞は、衣装も振り付けも音楽も違う、自由で独創的なステージ。YOSAKOIと一口にはまとめきれないほど、バリエーションが豊富で面白かったです。チームの個性や魅力がどこにあるかを現場で見つめ、写真で最大限表現できるよう努めました。
 印象に残ったのは、大通公園西8丁目のメインステージで撮影した札幌市豊平区の平岸天神マスターズ。小さな子供が眠そうな目をしながら鳴子を懸命に打ち鳴らしていた様子を見て、温かい気持ちになりました。この子が来年も再来年もこの舞台に立ち、いつか立派な踊り手になるのかもしれない―と想像しながらシャッターを切りました。

※画像をクリックすると拡大出来ます

■宮永春希の6枚
 幼少期から高校まで札幌で過ごした私ですが、YOSAKOIへの関心は今まで薄かったです。しっかり観賞したのも今回が初めて。5日間の撮影を通し、印象は変わりました。ファインダー越しの人々の表情は楽しげで、一生懸命で、迫力がある。気付くと私もYOSAKOIに魅せられていました。
 祭りの期間中で雨が降った7日夜が忘れられません。ネオンが輝く札幌・ススキノの会場でずぶぬれになり、寒さをこらえながら、演舞パレードを撮りました。今年の大賞チーム「夢想漣(ゆめそうらん)えさし」の1枚では雨も寒さも忘れ、笑顔あふれる踊り手を追っていました。

※画像をクリックすると拡大出来ます