室蘭港クレーン無償提供が正念場 市財政を圧迫、使用料徴収検討

06/19 17:17 更新
室蘭港の象徴とも言えるガントリークレーン。収益が上がらず市財政の課題になりつつある
室蘭港の象徴とも言えるガントリークレーン。収益が上がらず市財政の課題になりつつある
  • 室蘭港の象徴とも言えるガントリークレーン。収益が上がらず市財政の課題になりつつある
  • 室蘭港クレーン無償提供が正念場 市財政を圧迫、使用料徴収検討

 【室蘭】室蘭港への国際定期コンテナ船の誘致を狙い設置した荷役機械「ガントリークレーン」を巡り、室蘭市が対応に苦慮している。大型コンテナの積み降ろしができるこのクレーンを市は2017年に8億8千万円かけて更新した後、使用料を免除して韓国・釜山への路線を維持しているが、更新費の借金支払い(元利償還)が港湾整備事業会計を圧迫。市は使用料の一部徴収を検討するものの、航路撤退への危惧から踏み切れずにいる。

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 室蘭港の入り口、崎守埠頭(さきもりふとう)にあるガントリークレーン。「ブーム」と呼ばれる腕部分を持ち上げると、高さ約80メートルにもなる大きさだ。週1回、同港唯一の国際航路を運航する韓国系の高麗海運ジャパン(東京)のコンテナ船から貨物コンテナをつかみ、トレーラーの荷台に載せる作業にあたる。

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