厚真新庁舎「待った」波紋 町「国の財政支援には期限」 町議会「被災した山林再生が先」

06/05 10:22 更新
厚真新庁舎「待った」波紋 町「国の財政支援には期限」 町議会「被災した山林再生が先」

 【厚真】胆振管内厚真町が2018年の胆振東部地震を受けて進める役場新庁舎などの整備計画が、スケジュールの見直しを迫られている。町は被災や老朽化した公共施設を一括して整備するため、21年度中の基本計画決定を目指していたが、町議会(定数11)が今年3月、「地震復旧が終わっておらず時期尚早」などとして5年程度遅らせるよう決議。町は建設費を国がより多く負担する制度を活用するため先送りは避けたい考えだが、26年度完了を目指す整備の先行きは見通せない。

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 「5年後に国の補助金が確保できる保証はない。防災上も緊急性は高く、議会に説明を尽くして理解を求めるしかない」。町幹部は町議会の突然の“待った”に焦りを見せる。宮坂尚市朗町長も取材に「町議の皆さんと丁寧に話し合い、次世代につながる町をつくりたい」と語った。

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