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<デジタル発>福祉や教育の現場から提言、eスポーツフェスでセミナー

02/13 17:00

 「Hokkaido esports Festival」(北海道eスポーツ協会主催)のセミナー「ハンディキャップとeスポーツ」と「子どもがeスポーツと上手に付き合う方法」が13日、協会の動画配信サイトYouTube公式チャンネルでオンライン配信された。障害者支援や依存症対策、高校の部活動の観点から、現場で活動する専門家らが現状を報告し、将来に向けて提言した。(文/報道センター 佐藤圭史)

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 セミナー「ハンディキャップとeスポーツ」には、国立病院機構北海道医療センター(札幌市西区)の作業療法士田中栄一さん(49)が登場した。田中さんは、手足の筋力が落ちていく脊髄性筋萎縮症(SMA)などにより、手や指の力が弱い重度障害者に、リハビリとしてeスポーツを取り入れている。

 通常のコントローラーが使用できない患者への対応について、「軽い力で押せるコントローラーを作り、左右の手だけでなくあごを使うこともある」と説明。「それぞれに合った道具を工夫することで、みんなと一緒にゲームを楽しめます。重度の障害がある人は、他人と一緒に同じことをする機会が限られているので、とても貴重なんです」と話した。

北海道医療センターでeスポーツを普及する田中栄一さん(北海道eスポーツ協会提供)
北海道医療センターでeスポーツを普及する田中栄一さん(北海道eスポーツ協会提供)


 現在の課題は、障害者のためのゲーム情報の発信だという。

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