北海道

首相、ハンセン病家族に直接謝罪 「政府を代表して心からおわび」

07/24 13:42 更新
ハンセン病元患者家族訴訟の原告団に謝罪する安倍首相(右端)=24日午前、首相官邸
ハンセン病元患者家族訴訟の原告団に謝罪する安倍首相(右端)=24日午前、首相官邸
  • ハンセン病元患者家族訴訟の原告団に謝罪する安倍首相(右端)=24日午前、首相官邸
  • 首相官邸に入る安倍首相=24日午前

 安倍晋三首相は24日、国の敗訴が確定したハンセン病家族訴訟の原告団と官邸で面会した。首相は「大切な人生において、大変な苦痛と苦難を強いることになってしまい、内閣総理大臣として、政府を代表して心から深くおわび申し上げます」と述べ、頭を下げて謝罪した。「今回訴訟に参加されなかった方々も含め、新たに補償するための立法措置を講じる」とも述べ、原告以外の家族を含めた補償のための法整備を進める考えを示した。

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 首相が原告団と面会するのは初めて。首相は「差別根絶に向け、政府一丸となって全力を尽くします。その第一歩として皆さまの思いを伺いたい」と述べ、渡島管内森町出身の原田信子さん(75)=岡山県在住=ら出席した原告団26人全員と一人ずつ握手をした。原田さんはハンカチを手に、涙ながらに「ありがとうございます」と述べた。

 原告団の団長で、父がハンセン病患者だった林力さん(94)=福岡市=は、首相に感謝を伝えた上で「家族を隠し続ける苦しみをご想像ください」と述べ、差別解消に向けて、国の総力を挙げた取り組みを求めた。首相は時折うなずきながら耳を傾けた。

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