北海道

再生エネ制御要請も 北電、供給超過防ぐ狙い

07/23 05:00
再生エネ制御要請も 北電、供給超過防ぐ狙い

 北海道電力は近く、道内に約8千ある再生可能エネルギー発電事業者に対し、発電の出力制御を要請する可能性があると通知する。稼働中の太陽光と風力発電の設備容量は計198万キロワット(3月末現在)と、道内の平均的な需要の約6割に達しており、近い将来、再生エネの供給が需要を上回る事態を避けるため、制御に向けた態勢づくりを呼びかける。

[PR]

 電気の供給は、消費量(需要)と発電量(供給)を常に一致させる「同時同量」の原則で成り立つ。需給バランスが崩れると周波数が不安定になり、発電所が連鎖的に停止して大規模停電を招く恐れもある。

 固定価格買い取り制度(FIT)を背景に、道内の再生エネの設備容量は近年急増。2018年度の太陽光は13年度比4・4倍の154万キロワット、今後も67万キロワットの稼働を控えている。風力は同1・4倍の44万キロワットだが、稼働予定は136万キロワットにも上る。

 今は北電の中央給電指令所が需要予測に沿って同社の各発電所に指示し、出力を調整している。ただ、天候により発電量が大きく変動する再生エネが増えると、電力需要が減る春先などに供給が超過する可能性があるため、事前に制御への協力を求める。

残り:191文字/全文:693文字

全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
ページの先頭へ戻る