社会

再犯防止へ雇用促進を 北海少年院、企業向け見学会

07/22 23:18 更新
院内を見学する参加者ら=22日、千歳市の北海少年院
院内を見学する参加者ら=22日、千歳市の北海少年院

 【千歳】北海少年院(千歳市大和4)は22日、院を出た少年を雇用する企業を増やそうと、企業向けの見学会を院内で開いた。出所者らの雇用促進を担う法務省の「コレワーク東日本」(さいたま市)と連携した道内初の取り組みで、札幌や帯広、北見など道内40社から約70人が参加した。

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 法務省によると、無職者の再犯率は仕事のある人の約3倍に上り、就職支援は重要な課題。見学会は事業者に少年院の指導内容や、雇用主への支援制度を知ってもらい、雇用への抵抗感を和らげる狙いだ。

 参加者は、重機の免許が取得できる全国でも珍しい院内教習所や、少年たちの居室を見学。非行歴のある少年を複数受け入れている札幌の会社役員の女性が講演し、「少年の将来を見据えた居場所をどうつくっていくかが重要」と訴えた。

 参加した千歳市の建設業「山友」の山口涼介社長(44)は「院を出た後も少年院が相談に応じてくれると聞き、安心した。雇用を前向きに検討したい」と話していた。(角田悠馬)

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