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安倍1強、危うい継続 改憲強行で支持離れも

07/22 08:59 更新
自民党本部で当選確実となった候補者名にバラを付ける安倍晋三首相(中央)=21日午後9時55分、東京・永田町(富田茂樹撮影)当確者の名前にバラを付ける公明党の山口代表=21日午後9時14分、東京都新宿区の党本部
自民党本部で当選確実となった候補者名にバラを付ける安倍晋三首相(中央)=21日午後9時55分、東京・永田町(富田茂樹撮影)当確者の名前にバラを付ける公明党の山口代表=21日午後9時14分、東京都新宿区の党本部
  • 自民党本部で当選確実となった候補者名にバラを付ける安倍晋三首相(中央)=21日午後9時55分、東京・永田町(富田茂樹撮影)当確者の名前にバラを付ける公明党の山口代表=21日午後9時14分、東京都新宿区の党本部
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 安倍晋三首相(自民党総裁)は参院選で憲法改正に前向きな勢力が国会発議に必要な3分の2の議席を失ったことを受け、国民民主党や無所属議員の取り込みに力を注ぐ構えだ。自民党内では与党が改選議席の過半数を確保したことを踏まえ、早くも首相の総裁4選論が浮上したが、今回の勝利は強い野党の不在と有権者の関心の低さが影響した側面は否めない。強引に最高法規の変更に突き進めば、民意や与野党の「政権離れ」が一気に表面化しかねない。

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 首相は21日夜のテレビ番組で、改憲発議の時期を問われ「まさに国会次第だ。期限ありきではない」と慎重な姿勢を示した。首相は2020年の改正憲法施行を目指していたが、3分の2以上を確保するには野党の協力が不可欠になった。

 自民党が大勝した13年参院選の当選組が改選を迎えた今回の選挙。6年前より議席を減らし、改憲勢力の3分の2の議席が失われることは「想定の範囲内」(官邸筋)だった。首相周辺は「3分の2が崩れた方が野党も改憲議論に乗ってきやすい」と話す。

 首相はテレビ番組で日本維新の会や国民民主党を念頭に、憲法審査会の議論を通じて賛同を広げたいとの認識を強調。自民党は既に9条への自衛隊明記を含めた4項目の改憲条文案をまとめており、首相は秋の臨時国会で改憲案を各党に説明し、議論の活性化を図る構えだ。維新の松井一郎代表は21日夜のテレビ番組で「各党が案を持ち寄ってまともな議論をする。こういう形をつくりたい」と首相に協力する姿勢を示した。

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