北海道

京アニ「聖地」に衝撃 札幌のファンも「つらい」 全国に作品の舞台やモデル

07/19 14:00
京都アニメーションの作品原画(右)を展示する札幌市北区の書店。ファンの女性から「つらい」との声が漏れた=19日(石垣総静撮影)
京都アニメーションの作品原画(右)を展示する札幌市北区の書店。ファンの女性から「つらい」との声が漏れた=19日(石垣総静撮影)

 京都市伏見区にあるスタジオで放火火災があった「京都アニメーション」は“京アニ”の愛称で知られ、数々の人気作品を生み出してきた。作品の舞台やモデルとなった全国各地の場所を「聖地巡礼」として訪れる人は多い。札幌も少年少女の交流を描いた同社作品「Kanon(カノン)」の舞台となり、ファンがネットで「巡礼マップ」を公開している。札幌を含め各地のアニメ、自治体関係者から事件を憤り、犠牲者を悼む声が上がった。

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 札幌マンガ・アニメ&声優専門学校によると、かつて京都アニメーションに就職した卒業生はいるが、今も在籍中かは確認できないという。事件については「全く落ち度がない従業員が悲惨な事件に巻き込まれ、ひどい話だ」と憤った。

 札幌市北区の書店「アイブック イトーヨーカドー屯田店」は京都アニメーションの「Free!」などの作品原画展を開催中で、来店したファンの女性(41)は「今後公開するはずだったアニメへの影響が心配。この原画を描いた人たちが火災に巻き込まれたかもしれず、つらい気持ちになる」と話した。

 「カノン」では札幌市電沿線の病院や飲食店などが舞台として登場する。映画ロケなどの誘致に取り組む道経済部北海道ロケーション連絡室は「日常生活の場が取り上げられ、聖地巡礼は札幌をより知ってもらう機会となってきた。ものすごく残念だ」と犠牲者を悼んだ。

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