政治

外相、韓国大使に抗議 徴用工仲裁委拒否 「国際法違反」「極めて無礼」

07/19 14:07

 河野太郎外相は19日、南官杓(ナムグァンピョ)駐日韓国大使を外務省に呼び、日本政府による元徴用工訴訟の仲裁委員会開催要請に韓国側が応じなかったことについて「韓国政府が国際法違反の状況を放置しているのは、極めて問題だ」と抗議した。南氏は、韓国が6月に提案した、両国企業が賠償相当額を出資する解決案に言及したが、河野氏は「既に受け入れられないと伝えている。知らないふりをして改めて提案するのは極めて無礼だ」と拒否した。

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 河野氏は「(日韓)請求権協定に基づく仲裁(手続き)を行うことができなかったのは非常に残念に思う」と指摘。敗訴した日本企業が資産売却などの実害を受けないよう、韓国側が速やかに是正措置を講じるべきだと改めて要求した。

 一方、南氏は「韓国政府は両国関係を損なわせずに訴訟が終結されるよう環境づくりに努力している」と強調。日本政府による半導体材料の輸出規制強化について「日本の一方的な措置によって両国民と企業が困難な状況に陥り、被害が発生している」と非難した。

 河野氏は会談後、「韓国側によって引き起こされた厳しい日韓関係の現状に鑑み、韓国に対し必要な措置を講じていく」との外相談話を発表した。

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