北方領土

8月10日に空路墓参 択捉、国後 1泊2日で調整

07/19 18:18 更新

 日ロ両政府は、元島民の航空機による北方領土墓参(空路墓参)を8月10、11両日に実施する方向で最終調整に入った。1泊2日で択捉、国後両島を訪問し、近年ロシア側が立ち入りを制限していた墓地への訪問を検討している。

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 日本側関係者が18日、明らかにした。空路墓参は高齢化が進む元島民の負担軽減が目的で、2017年9月、昨年7月に続いて3回目。昨年同様、島内での宿泊を予定している。

 墓参団は70人規模を想定。ロシア・オーロラ航空のチャーター機で中標津空港を発着し、2班に分かれて国後島は泊、択捉島は留別、ポンヤリの墓地を訪問する計画。いずれの墓地も近年はロシア側が立ち入りを規制してきた経緯があり、訪問が実現すれば泊は14年以来、留別、ポンヤリは13年以来となる。ただ、ロシア側との調整次第で変更になる可能性もある。

 一方、日ロ両政府は7月29日~8月3日にタイ・バンコクで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議に合わせ、河野太郎外相とラブロフ外相の会談を行う方向で調整に入った。また、北方四島での共同経済活動に関し、今秋にも試験事業を実施する「観光ツアー」に向けた専門家会合を8月8日にモスクワで行う方針。両国の観光当局の関係者らがツアーの規模やルートなどの詳細を協議する。(則定隆史、村上辰徳)

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