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北大シードル誕生 余市果樹園リンゴ使用 学生ら醸造 地元・平川ワイナリーが協力

07/18 05:00
辛口ですっきりとした味わいが特徴のシードル「林檎」
辛口ですっきりとした味わいが特徴のシードル「林檎」
  • 辛口ですっきりとした味わいが特徴のシードル「林檎」
  • 完成した「林檎」のボトルを手にする平川ワイナリーの平川社長(右)と北大大学院の曾根教授

 北大と後志管内余市町の平川ワイナリーが、同町の北大果樹園のリンゴを使った発泡性果実酒「シードル」を初めて製造し、一般向けに発売した。このほど開かれたお披露目会では「すっきりした味わい」と好評で、関係者は「来年も造りたい」と意気んでいる。

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 北大果樹園で収穫されたリンゴは、これまで学内の売店などで生食用に売られていた。「ワイン生産学」などの講座を担当する北大大学院農学研究院の曾根輝雄教授(微生物学)が、学生の果実酒製造の実践にとシードル造りを発案。世界的に有名な醸造所でワイン作りに携わった平川ワイナリーの平川敦雄社長(46)の協力を得た。

 学生たちが昨年9月から10月にかけ、フジやニュージョナゴールドなど生食用リンゴ10種類2・6トンを収穫。平川ワイナリーのワイン造りが落ち着く12月ごろまで、ワイナリーの貯蔵庫で保管した。その際、北大が開発した、収穫後の果物の腐敗を促進させるガスの一種エチレンを除去する触媒を活用した。12月に学生たちが粉砕機で果汁にして発酵を開始。今年2月に瓶詰めして2次発酵を進め、6月末に完成した。

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