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釧路港―茨城・日立港、生乳満載片道20時間 新「ほくれん丸」に同乗 保冷性能抜群のタンク “帰り”は乗用車や重機も

07/18 05:00
日立港でほくれん丸から降ろされる生乳タンク。港には積み込みを待つ空のタンクやシャシーが並ぶ
日立港でほくれん丸から降ろされる生乳タンク。港には積み込みを待つ空のタンクやシャシーが並ぶ
  • 日立港でほくれん丸から降ろされる生乳タンク。港には積み込みを待つ空のタンクやシャシーが並ぶ
  • 日立港で積み込まれた新車の重機やトラック。ベンツなどの高級乗用車を運ぶことも
  • 船内で4種類の天気予報を見比べる上田慎太郎船長。運航には細心の注意を払っているため、より悪い予想を参考にするという(いずれも小松巧撮影)

 釧路港と日立港(茨城県日立市)を結ぶホクレンの貨物船「ほくれん丸」。5月に全2隻の更新が完了し、積み込めるシャシー(トレーラーの荷台部分)は、2隻合計で従来の260台から320台に増えた。一般客は乗ることができない貨物船で、毎日片道約20時間かけて釧路管内で生産された生乳などを運ぶ。6月中旬に乗船した記者が、知られざるほくれん丸の“今”を写真とともに紹介する。

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 生乳を運ぶタンクは17トン入りで、水筒などの魔法瓶と同じ真空二重構造。電気冷蔵はしていない。あらかじめ2度に冷やした生乳を入れておけば「2~3日後でも4度まではめったに上がらない」(ホクレン物流部)ほどの保冷性能だ。タンクがほくれん丸の貨物の大半を占め、暑さによって本州の生乳生産量が落ちる夏は、最大180台のタンクを積む。日立港から戻る際には空のタンクを運ぶ。

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