北見オホーツク

名物モツラーメン受け継いで 留辺蘂「すずや食堂」鈴木さん夫婦、病気を機に後継募集

07/18 09:08 更新
店の前で看板メニューのモツラーメンを手にする鈴木さん夫妻
店の前で看板メニューのモツラーメンを手にする鈴木さん夫妻

 創業60年余りになる北見市留辺蘂町泉の「すずや食堂」を営む鈴木雅博さん(66)、町子さん(66)夫婦が、体調面の不安を理由に引退を決めた。甘辛い味が人気の「モツラーメン」が名物で、「できることならうちの味が受け継がれてほしい」と経営者を募集している。

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 すずや食堂は、戦前の台湾で食堂を営んでいた雅博さんの両親が親戚のいる旧留辺蘂町に移り、1958年に開業した。76年、東京で会社員をしていた雅博さんが経営を継いだ。

 約70種類のメニューがある大衆食堂で、98年に提供を始めた看板の「モツラーメン」(920円)は鶏がらと豚骨を5時間以上煮込んだスープに、香辛料を混ぜ合わせ、柔らかくした豚ホルモンを具にする。客の6割が注文し、毎日食べに来る常連もいるという。

 昨秋、雅博さんはステージ2の前立腺がんと診断され、町子さんは左足の膝が痛み人工関節に変えた。雅博さんは「夫婦でがむしゃらに頑張ってきたが、体を大切にしようという考え方に変えた」と話す。仕出しや出前をやめ、平日の夜の営業を休止するなど仕事量を徐々に減らし、今年の正月に、あと1~2年で仕事を辞めることを決めた。

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