公務員不信

業務日誌も虚偽記載 出動に合わせ調整 函館市消防職員の時間外不正受給

07/18 05:00
ある消防署の夜間の災害出動がなかった日の業務日誌(左)と、出動があった日の業務日誌(右)。消防隊員7人を、出動がなかった日は1~2人ずつ配置。一方出動があった日は職員配置をずらして記載している(写真を一部加工しています)
ある消防署の夜間の災害出動がなかった日の業務日誌(左)と、出動があった日の業務日誌(右)。消防隊員7人を、出動がなかった日は1~2人ずつ配置。一方出動があった日は職員配置をずらして記載している(写真を一部加工しています)

 函館市消防本部の消防職員が時間外手当を不正受給した問題で、これまで判明していた「時間外勤務命令簿」の虚偽記載に加え、消防職員が勤務を記録する「業務日誌」に虚偽記載して不正をごまかしていた疑いのケースがあることが17日、北海道新聞の情報公開請求で分かった。同本部は業務日誌の虚偽記載の疑いがあることを認めており、今後職員へ詳細な聞き取り調査を行う方針だ。

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 業務日誌は、各消防署の職員の夜間勤務状況を時間ごとに4班に分けて記載し、所属長が決裁。同本部によると、本来の夜間勤務は各班の職員を均等に配置している。

 だが、北海道新聞の情報公開請求で開示したある消防署の業務日誌(2018年3月、同12月分)では、通常時は各班を均等に記載しているのに、出動があった日は多くの職員に時間外手当が支給されるよう各班の欄を記載していた。

 中には一つの班に誰も記載しない日誌もあり、同本部庶務課は「一つの班に必ず誰かが勤務することになっており、本来はありえない内容」としている。

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