福祉

<2019参院選>障害者「支援カード」投票のバリアフリーに 統一選から札幌市が導入 使いやすさ好評/周知不足の声も

07/17 17:00
選挙支援カードを手に「安心して投票できるので、いろんな人に広がればいい」と話す札幌市の車いすの男性
選挙支援カードを手に「安心して投票できるので、いろんな人に広がればいい」と話す札幌市の車いすの男性

 21日投開票の参院選まであと3日。障害者が投票しやすいよう、投票所で必要なサポートを行うための「選挙支援カード」を、札幌市は4月の統一地方選で初めて導入し、今回の国政選挙でも使用する。統一地方選ではカードについての周知不足が課題となったが、利用者の評価はおおむね良かったという。支援者団体などは「カードの認知度が高まり、投票のバリアフリーも進んでくれれば」と期待している。

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 「指をさして候補者名を書いてもらった。言葉が相手に聞き取りづらいので、カードがあってよかった」。札幌市東区在住で、知的障害と全身にまひがある車いすの男性(41)は、選挙支援カードを使って統一地方選で投票した。男性はカードに「てんかんの発作がいつ出るか分からない」と記入したところ、車いすをゆっくり押してくれたり、投票の順番を教えてくれたりしたという。「安心して投票できたので、参院選でも使いたい。いろんな人に広がれば」

 投票の際、投票所受け付けでの手続き、候補者や政党名の記入、投票箱への投票などで、係員とのコミュニケーションが必要だが、障害のある人にとっては支援を訴えにくいのが実情だ。選挙支援カードは、こうした状況を解消する狙いがある。

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