連載・特集

老眼鏡選び 「距離」が鍵 遠近、中近、近近… 何を見たいかで選択

07/16 17:00
老眼鏡も一般的な眼鏡と同じようにフレームを選ぶことができる=札幌市内の富士メガネ・グランドホテル前店(小室泰規撮影)
老眼鏡も一般的な眼鏡と同じようにフレームを選ぶことができる=札幌市内の富士メガネ・グランドホテル前店(小室泰規撮影)
  • 老眼鏡も一般的な眼鏡と同じようにフレームを選ぶことができる=札幌市内の富士メガネ・グランドホテル前店(小室泰規撮影)
  • 老眼鏡選び 「距離」が鍵 遠近、中近、近近… 何を見たいかで選択

 男も女も40代になれば体のあちこちにガタがくる。手元が見えづらくなる老眼もそのひとつ。快適に暮らすためにも老眼鏡を利用したいが、「遠近両用」「近近」など種類はさまざま。専門家は「どの距離で何を見たいかが重要」と呼びかける。

[PR]

 札幌市の看護師の女性(47)は2カ月ほど前から、食べ物がかすむようになった。ご飯粒はぼやけ、好物のすしはネタがかすむ。「いまは頭をそらせて焦点を合わせているけど、生活に支障が出るようになったら老眼鏡をかけないと」

 老眼とはどのような状態なのか。ひきち眼科(札幌市北区)の引地泰一(たいいち)院長によると、加齢に伴い遠方や近方にピントを合わせる調節力が低下し、手元が見づらくなる症状である。ピント合わせは、目の水晶体という凸レンズの厚みが変化することで行われるが、年齢とともに硬くなって厚みの変化が少なくなり、近方に焦点を合わせづらくなる。

 老眼を自覚する年齢は一般的に40歳前後で、近視の人はこれより遅く、遠視の人は早めという。老いを実感する老眼鏡に抵抗を示す人は多いが、引地院長は「放置すれば眼精疲労や頭痛、肩こりが起きる。低下した調節力をめがねで補い、目の負担を軽減しましょう」と話す。

残り:584文字/全文:1092文字

全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
ページの先頭へ戻る