美術・アート

風で動く“生命体”作者が解説 札幌で「テオ・ヤンセン展」始まる

07/14 05:00
日本初公開となる作品「アニマリス・オムニア・セグンダ」と、動く仕組みを解説するテオ・ヤンセンさん(中央)=金本綾子撮影
日本初公開となる作品「アニマリス・オムニア・セグンダ」と、動く仕組みを解説するテオ・ヤンセンさん(中央)=金本綾子撮影

 砂浜の風を動力源に生物のように動く作品群を30年近く作り続けているオランダのアーティストの展覧会「テオ・ヤンセン展」(札幌芸術の森美術館、北海道新聞社など主催)が13日、同美術館で始まった。初日はヤンセンさん自身が作品を動かし仕組みを解説、来場者の質問にも答えた。ヤンセンさんは14日も解説役を務める。

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 日本での展覧会は、昨年の福島に次ぎ9回目。作品はいずれも「ストランドビースト」(オランダ語で砂浜の生命体を意味する)と名付けたプラスチックチューブを組み合わせた手作りの構造体で、展示された12点のうち6点が日本初公開。室内展示のため、風の代わりにペットボトル内の圧縮空気が動力源になる。

 日本初公開となる全長12メートルの作品「アニマリス・オムニア・セグンダ」(2018年)が足並みをそろえて客側へ1歩踏み出すと、会場から「オーッ」と歓声が上がった。夕張市の小学4年宮下栞汰(かんた)君(9)は「思っていたより(作品が)大きいし、動きが面白い」と驚いていた。

 9月1日まで。会期中はスタッフが1時間おきに2作品を動かす。(土屋孝浩)

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