苫小牧日高

ジオパーク再認定へ正念場 アポイ岳15日から審査 ユネスコ、年明けに可否判断

07/13 05:00
昨年10月、様似で開かれた日本ジオパーク全国大会で企画され、好評を集めたジオサイトの観光ツアー
昨年10月、様似で開かれた日本ジオパーク全国大会で企画され、好評を集めたジオサイトの観光ツアー

 【様似】貴重な地質や地形が残る「アポイ岳ジオパーク」の世界ジオパーク再認定審査が15~18日に行われる。国連教育科学文化機関(ユネスコ)から派遣される英国と中国の審査員2人が町内のジオパークの見どころ(ジオサイト)などを視察する。町などでつくる「アポイ岳ジオパーク推進協議会」は、世界認定時の審査でユネスコから指摘された課題への取り組みをアピールし、再認定を目指す考えだ。

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 再審査は4年に1回行われ、アポイ岳では2015年に世界認定を受けて以来初めて。前回の審査では地球深部の研究に役立つかんらん岩の希少性などが評価される一方、改善を求められた多様な学習機会の提供や体験観光への活用など12項目について、同協議会が対応を進めてきた。

 具体的には、小中学校の9年間でジオパークを自然や歴史などあらゆる視点から学ぶ教育プログラムを整備。昨年はアポイ岳の見どころや地域の歴史、アイヌ文化、漁業とのつながりをまとめたガイドブックも出版した。観光面では、地形を利用して作られた幌満川水力発電所の見学、国の史跡に昨年指定された様似山道のトレッキングなどと組み合わせた体験ツアーを年3~4回行っている。

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