北海道

日連丸沈没75年 厚岸で5年ぶり慰霊祭 遺族「今回が最後」

06/24 19:29 更新
慰霊碑に献花する日連丸の犠牲者の遺族たち=24日、厚岸町愛冠岬(茂忠信撮影)
慰霊碑に献花する日連丸の犠牲者の遺族たち=24日、厚岸町愛冠岬(茂忠信撮影)

 【厚岸】太平洋戦争中の1944年(昭和19年)に釧路管内厚岸町沖で撃沈された旧日本陸軍の輸送船「日連丸」(5460トン)と駆逐艦「白雲」(1680トン)の犠牲者計約3千人の慰霊祭が24日、同町愛冠(あいかっぷ)岬で5年ぶりに開かれた。遺族の高齢化で「今回が最後」との声もある中、首都圏や東北地方などから訪れた遺族ら25人が、肉親の冥福を祈った。

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 慰霊祭にはピーク時の93年に遺族や生存者ら約150人が出席したが、前回2014年は約40人だった。

 この日は、若狭靖町長ら厚岸町の関係者約10人も出席。陸軍大佐の父を失った慰霊団代表の巨勢(こせ)典子さん(91)=東京都=は「日本は戦後から平成の全期間、戦争がなく、亡くなられた方の願い通りの世。厚岸の慰霊祭は今回が最後になるかと思うが、今後も平和が続くことを念じています」と参列者にあいさつした。

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