週刊コラム

こぶしをおろす勇気

06/22 05:05

 裁判のゴールは「判決」だけではなく、紛争内容についてお互いに合意する「和解」もあります。特に離婚裁判では、ほとんどの事件で一度は、和解することを勧められますし、半分近くが和解で解決します。

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 離婚の大部分は協議離婚ですから、裁判にまでなる夫婦には、お互いによほど譲れないところがあるのです。離婚しなければならないのかどうか、どちらが悪くて離婚になるのか、どちらが子どもを育てるか、相手が収入や財産を隠しているのではないか。裁判で争われるテーマはさまざまです。

 そうした争いに白黒をつけてくれるのが判決ですが、自分が望んだとおりの結果とは限りません。控訴などの争う手段が尽きた後は、どんなに不本意な結果でも、いやおうなしに受け入れるほかありません。

 それに引きかえ和解は、不本意な部分も含めて、自分自身で決断して、争いを終わらせることです。

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