就活・就職

内定まだ… 視点変えてみて

06/19 05:00

 2020年卒予定の大学4年生らの就活が盛んに繰り広げられています。今頃の時期になると自分はまだなのに内定(内々定)をもらったという声が周りに増え始め、心中穏やかならずという人も少なくないと思います。

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 就職情報会社のマイナビが20年卒約7千人を対象に5月末時点で行った調査では、内々定率は61.8%、終了は42.1%。積極的な学生が多く答えているため実態よりは相当高めですが、着々と内定が出ているのは確かでしょう。

 未内定の学生に話を聞くと「活動量が減る」「志望先を変えない」「問題点を見直さない」などの点が気になります。「活動量の減少」では大学の就職課などに寄り付かなくなります。今までは利用頻度が高かったにもかかわらず、です。理由は「お世話になったのに結果をもらえない自分がふがいない。恥ずかしいから近寄れない」というものでした。ある就職課職員は「内定を得ていないときこそ利用してほしい。大学としてサポートできることはあるので」と話します。

 「志望先を変えない」というのは、レベルが高すぎる、適性が合わないなど結果が出ているのに最初に決めた志望先(業界・企業・職種)にこだわり続けるケースです。思い切って視点を変えると良いのですが…。「問題点を見直さない」では、例えばエントリーシート・履歴書の設問、面接の質問について、相手の意図とは無関係の話を展開するケースです。相手の意図と無関係な話を展開しても論点がずれるだけです。

 今年は10連休も影響して選考は早めに進んでいる上、売り手市場のため例年以上に内定辞退が増加する見込みです。そのため就職情報サイトはまだ求人や選考情報を多数掲載していますし、大学就職課や新卒応援ハローワークなどにも企業の求人は寄せられています。現時点で内定がまだないのはたまたまということもあれば、問題がある場合もあるでしょう。いずれにしても諦めずに就活を続けることこそ重要です。(いしわたり・れいじ 大学ジャーナリスト)

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