科学・環境

大樹ロケット、宇宙から紙飛行機 夏にも打ち上げ、4号機で 科学実験へ応用期待

06/15 02:33 更新
ISTの支援組織の設立発表会で「折り紙ヒコーキ」を飛ばす戸田社長=3月19日(富田茂樹撮影)
ISTの支援組織の設立発表会で「折り紙ヒコーキ」を飛ばす戸田社長=3月19日(富田茂樹撮影)

 【大樹】十勝管内大樹町のベンチャー企業インターステラテクノロジズ(IST、稲川貴大社長)は今夏にも、宇宙観測用小型ロケット「MOMO(モモ)」4号機の打ち上げを目指し、紙飛行機を宇宙空間(高度100キロ)に放出する「世界初のミッション」(IST)に挑む。成功すれば将来、試料回収など科学実験に応用できるといい、本格的な商業打ち上げにつなげる考え。

[PR]

 発案者は広島県福山市の精密部品メーカー・キャステムの戸田拓夫社長。1枚の紙でつくる「折り紙ヒコーキ」の滞空時間で世界記録を持ち、ISTの支援組織「みんなのロケットパートナーズ」の一員でもある。モモ4号機では手のひらサイズの3機を製作する。

 ISTは紙飛行機を放出するため、専用の装置を試作中。筒状のケースに紙飛行機を収納し、4号機の機体上部に設置、シリンダーで注射器のように紙飛行機を押し出す。

 また、クラウドファンディング(CF)の出資者を対象に、紙飛行機に名前などを印刷する。

 紙飛行機は耐熱製に優れた素材を使うといい、ISTの創業者の堀江貴文氏は「うまくいけば(地球上で)回収できる」。稲川社長は「4号機は人々の夢を応援できる。折り紙は日本らしく、世界に発信するチャンス」と話した。

残り:251文字/全文:770文字

全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
ページの先頭へ戻る