北見オホーツク

爪形文土器の破片発掘 遠軽・タチカルシュナイ遺跡 東大など道内で2例目

06/13 05:00
タチカルシュナイ遺跡で発掘調査を行う東大などのグループ
タチカルシュナイ遺跡で発掘調査を行う東大などのグループ

 【遠軽】東大などのグループが町向遠軽のタチカルシュナイ遺跡で行っていた発掘調査で、縄文時代草創期(約1万4千年前)の爪形文土器(つめがたもんどき)の破片が出土した。帯広市内の遺跡に次いで道内2例目の発掘となる。同グループの夏木大吾・東大助教は「冷涼なオホーツク地方でも縄文初期に人々が暮らしていたことがあらためて確認された」とし、残る出土品の解明を進める。

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■「縄文の始まり知る手がかり」

 爪形文土器の破片は約2センチ四方で、つめのような器具でつけた模様が特徴だ。同グループは形状から縄文時代草創期と推測した。道内では2003年、帯広・大正3遺跡で出土し、道内最古級の土器とされる。

 タチカルシュナイ遺跡は生田原川と湧別川の合流地点から北に約1・5キロ地点の森の中にある。旧石器時代の遺跡と考えられていたが、同グループが16年、縄文時代草創期の石の矢じり(石ぞく)を発掘したことから、他にも同時期の出土品がないか、調査が続けられていた。

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