秋元克広

市議会空転で職員時間外手当170万円 札幌市

06/05 18:02 更新

 札幌市議会で先月13日、臨時議長を務めた松浦忠市議(79)=無所属=が議長の選出方法を巡って強引な議事を行い議会が深夜まで空転した問題で、空転に伴う市職員の時間外勤務手当の合計が約170万円に上ることが議会事務局のまとめで分かった。

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 最年長の松浦氏が臨時議長を務めた本会議は午後1時に開会した。だが立候補による議長選を提案した松浦氏と、議員同士の互選を主張する他の議員が対立。議会は約8時間空転し、午後11時42分に閉会した。

 本会議後に各常任委員会も予定されていたため、多くの市職員が庁内で待機していた。議会事務局は、待機職員のうち時間外勤務手当が発生する係長職以下を約100人と見積もり手当を概算した。ほかにタクシーで帰宅した職員のチケット代もかかったが、この集計はできていない。

 議会事務局にはこれまでに市民からの苦情が7件寄せられているという。松浦氏はその後陳謝し、市議会は懲罰特別委を設置して懲罰内容を協議している。(久保吉史)

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