くらし探り隊

就活スーツ 黒じゃないとダメ? 学生「無難」「勇気ない」 企業「こだわらない」

06/10 09:32
合同企業説明会に参加する学生たち。全員黒のスーツ姿だった=5月下旬、札幌市内
合同企業説明会に参加する学生たち。全員黒のスーツ姿だった=5月下旬、札幌市内

 就職活動シーズン真っ盛り。街を歩けば、就活中とみられる学生たちに出くわす。思わず「がんばって」と声をかけたくなる半面、気になるのが就活用スーツだ。黒い靴に黒いカバン、黒いスーツ、女子学生なら髪を束ねるゴムまで黒。みんなそろって「黒ずくめ」だが、そもそも就活は黒じゃなければダメなのか。

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 総合商社への就職を希望している北大4年の女子(21)は去年の夏、就活用のスーツを購入した。黒のジャケットとタイトスカート、白のシャツ。髪は黒いゴムで一つに束ねる。「企業説明会では、担当者から『面接試験はカジュアルなスーツでいい』と言われるけど、本当に黒以外を着て浮かないか自信がない。減点されるのではと思ってしまう。黒は無難です」

 札幌市内の私大4年の女子(21)は大学の入学式に合わせて購入した黒いスーツを就活用として使う。「高校の制服と一緒。黒いスーツに違和感はない。どのスーツを着るかに頭を悩ませる時間がもったいない」と言い切る。黒いスーツに青いネクタイを合わせた北大4年の男子(21)は金融志望。「スーツの色は正直どうでもいい。服装より中身を見てほしい」

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