話題

W杯クロカン 札幌中心街で 北欧ではマチ活性化に一役 市が構想、先進地調査へ(2009/1/1)

05/25 06:00
クロスカントリーのレース会場となる構想が浮上している札幌市の中心市街地
クロスカントリーのレース会場となる構想が浮上している札幌市の中心市街地
  • クロスカントリーのレース会場となる構想が浮上している札幌市の中心市街地
  • 2008年2月に行われたW杯ストックホルム大会。市街地レースは、ノルウェーなど北欧都市では一般的だ(共同)

 JR札幌駅前や大通公園など札幌の中心地で、ノルディックスキーのクロスカントリー(距離)のレースを繰り広げる-。こんな構想の実現を目指し、札幌市は近く市街地レース先進地についての調査・研究に着手する。早ければ2010~11年シーズンのW杯にも、との見通しもあり関係者は期待を寄せている。

[PR]

 昨年12月に開かれた市ウインタースポーツ活性化推進協議会で、道教大の山本理人准教授(アウトドアライフ専攻)が提案した。上田文雄市長も「きれいな照明をし、沿道でワインでも飲めるようにすれば、札幌市の一大イベントになる」と賛意を示した。

 想定されるコースは《1》札幌駅から大通公園の駅前通を往復《2》大通公園のテレビ塔から五丁目までを往復《3》札幌駅から駅前通を経て、テレビ塔まで、など。

 実際、07年2月に札幌ドームで開かれた世界選手権札幌大会は当初、大通公園での開催を検討。道路の安全上の問題などから見送られた経緯があり、市スポーツ部は「道警など関係機関との連携が課題」としている。

 札幌スキー連盟によると、W杯開催地は12~13年シーズンまで暫定的に決まっているが、本格的な誘致は2年前から始まるため、10~11年シーズンも不可能ではない。

 毎年各地の市街地レースを転戦しているJR北海道の岡本英男チーフコーチは「北欧ではマチのにぎわいづくりに一役買っている。札幌の場合、最近のスキー離れの歯止めになる」と期待する。

ページの先頭へ戻る