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「丘の道」の場所、行き着く 三浦綾子さんと恋人が歩いた春光台 旭川の郷土史愛好家小原さん仮説 自伝の重要舞台、ファンの関心呼ぶ

05/25 05:00
小原さん(右端)の案内で「丘の道」を歩く見学会の参加者と芦田さん(左から3人目)
小原さん(右端)の案内で「丘の道」を歩く見学会の参加者と芦田さん(左から3人目)
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 旭川出身の作家三浦綾子さん(1922~99年)が、死別した恋人と一緒に歩いた丘の道について、同市春光台の郷土史愛好家、小原陽一さん(66)が7年かけて調査し、「この道」と思われる場所の仮説を公表した。この丘の道は、自伝小説「道ありき」の中で、三浦さんの人生の転機となる重要な場面の舞台となっており、今後、ファンの関心を呼びそうだ。

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 三浦さんは結核療養中だった20代後半、飲酒や喫煙をするなど、投げやりな人生を送っていた。しかし幼なじみで、恋人だった前川正さんと歩いた春光台の丘で人生観が変わり、立ち直るきっかけとなった。

 三浦文学ファンで春光台「文学の小径」友の会の芦田孝さん(76)は2007年から3年間、2人が歩いた道を探したが、春光台の丘は広く特定できなかった。諦めかけていた時に、地域の活動で春光台に詳しい小原さんと知り合い、相談。小原さんが11年から7年かけて調査した。

 小原さんは「道ありき」の冒頭に「なるべく事実に即して書いていきたい」との記述があるのに注目。古い地図や文献を基に、登場人物とみられる人や古くから春光台に住む人など約70人に聞き取り調査した。

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