北海道

ガソリン高騰 道内悲鳴 ドライブ観光減不安/農業、運送業に打撃

05/23 11:52 更新
レギュラーガソリン1リットル当たり149円の看板を掲げている札幌市内のガソリンスタンド=21日、白石区(大島拓人撮影)
レギュラーガソリン1リットル当たり149円の看板を掲げている札幌市内のガソリンスタンド=21日、白石区(大島拓人撮影)
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 道内でレギュラーガソリンの価格の高騰が続いている。資源エネルギー庁が22日に発表した道内の1リットル当たりの平均小売価格は149・8円(20日時点)で、1月から約10円値上がりし、ドライバーから悲鳴が上がる。当面は高値が続く見通しで、観光地はドライブ客の減少を懸念し、運送業界や農家の負担も増している。

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 21日、札幌市白石区のガソリンスタンドで給油した北区の会社員深谷健斗さん(22)は「レギュラー149円」と掲げた看板を見て嘆いた。「早く値下がりしてほしい」。今春に就職したばかりで、片道30分のマイカー通勤。「ガソリン代の出費は予想以上。休日の遠出は控えたい」と肩を落とす。

 同店は4月中旬に2円値上げしてからは149円を維持しているが、大型連休以降は1日の販売量が1~2割減った。昨年の胆振東部地震と全域停電を受け、道や業界団体は災害時に備えた満タン給油を呼び掛けるが、同店では10リットル単位や千円単位で給油する客も多いという。同店を経営する札幌河辺石油は「卸値の高値が続けば、小売価格も値上げせざるを得ない」とする。

 同庁の22日の発表によると、道内のガソリン小売価格は5週連続で上昇した。昨年春から秋にかけて150円を超えて2014年以来の高値水準となった後、今年1月に139・3円にまで下がったが、以降はじわじわと上昇している。

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