北海道

苫小牧「紙フェス」19年限り 市内業者の環境変化で

05/22 21:47
2017年の紙フェスティバルで紙製の滑り台を楽しむ子どもたち
2017年の紙フェスティバルで紙製の滑り台を楽しむ子どもたち

 【苫小牧】製紙業が盛んな苫小牧で紙の魅力を発信するイベント「紙フェスティバル」について、苫小牧市内の製紙工場や北海道新聞苫小牧支社などでつくる実行委は22日、32回目の今年限りで終了することを決めた。最終回は9月1日にグランドホテルニュー王子(苫小牧市表町4)で開く。

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 同市内の日本製紙北海道工場勇払事業所が来年1月で洋紙生産から撤退するなど、市内の製紙業を取り巻く環境が変化していることから、従来の規模で続けるのは難しいと判断した。森山弘毅実行委員長は「紙文化が大きな曲がり角にあり、大いに盛り上げて終えたい」と話した。

 苫小牧に合わせて胆振管内白老町で同時期に開く紙フェスについては、今年は9月6~8日にしらおい創造空間「蔵」(同町本町1)で開く予定。来年以降の開催は今後、白老の実行委で協議する。

 紙フェスは中学校やサークルなどが紙で作った遊具、楽器などの作品展示や工作体験など、紙をテーマに多彩な催しを展開してきた。31回目の2018年は胆振東部地震の影響で中止した。(鈴木雄二)

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