北海道

オホーツク東部で強風被害 アスパラやビート

05/22 16:21 更新
穂先が曲がり砂で汚れたアスパラガス=大空町の丹治さん方
穂先が曲がり砂で汚れたアスパラガス=大空町の丹治さん方
  • 穂先が曲がり砂で汚れたアスパラガス=大空町の丹治さん方
  • 強風で被害を受けた土肥農産のビート畑=小清水町(大石祐希撮影)

 発達した低気圧が北海道に近づいた影響で、オホーツク管内は21日も強風に見舞われた。20日から2日間にわたって続き、管内東部を中心に農業被害が相次いでいる。収穫期のアスパラガスは砂ぼこりで汚れ、出荷できなくなった。ビートは苗を植え付けて間もないため、葉が傷むなどして移植し直さなければならない畑もある。管内市町村や農協は被害の全容把握を急いでいる。

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 大空町では、露地栽培のアスパラガスに被害が確認された。丹治昭博さん(50)の畑では風で飛ばされた砂や土が穂先につき、洗っても落ちずに商品価値がなくなったものも。栽培面積2500平方メートルのうち、出荷できるのは1割に満たない。丹治さんは「これから収穫のピークを迎える時に痛い」と肩を落とす。

 最大瞬間風速が20日、28・6メートルを記録した小清水町では、21日も午後1時ごろに24・2メートルを観測し、強い風が吹き荒れた。

 清里町の畑作農家「土肥農産」が小清水町旭に持つ4・5ヘクタールのビート畑では、苗が倒され、傷みで茶色になった。岩崎祥治社長は「畑の土が乾いていたのと風とでダブルパンチ。全滅で植え替えが必要だ」とため息をつく。小清水町農協は「ここまでの被害は数十年ない。代替の苗の確保を急ぎたい」(営農部)とする。

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