北海道

空知・室蘭・小樽「炭鉄港」日本遺産に 文化庁認定 「連携し魅力発信」

05/21 07:01 更新
「炭鉄港」の構成文化財の一つとなっている赤平市の住友赤平炭鉱立て坑やぐら
「炭鉄港」の構成文化財の一つとなっている赤平市の住友赤平炭鉱立て坑やぐら
  • 「炭鉄港」の構成文化財の一つとなっている赤平市の住友赤平炭鉱立て坑やぐら
  • 室蘭市の日本製鋼所室蘭製作所の旧火力発電所
  • 小樽市の旧手宮線跡

 文化庁は20日、有形、無形の文化財をテーマや地域ごとに一括認定する2019年度の「日本遺産」に、空知の炭鉱、室蘭の鉄鋼、小樽の港湾とそれらを結ぶ鉄道の歴史や産業遺産を表す「炭鉄港(たんてつこう)」など16件を認定し、東京都内で認定証交付式を行った。代表自治体として出席した赤平市の畠山渉市長は「巨大な立て坑やぐらなど炭鉄港の魅力を、他市町と連携しながら観光客に発信していきたい」と抱負を述べた。

[PR]

 文化庁が20日に発表した2019年度の「日本遺産」に、空知管内や室蘭、小樽など12市町が申請した「炭鉄港」が認定され、認定を求めてきた各自治体や市民団体の関係者は「北海道の近代化を支えた産業の歴史が評価された」と喜んでいる。認定は各地の産業遺産や歴史を道内外に発信する契機となり、観光の新たな起爆剤になりそうだ。

 12市町などは昨年7月に炭鉄港推進協議会を設立。各地の産業遺産の観光や教育への活用を検討してきた。協議会事務局を務める空知総合振興局の佐々木誠也局長は「協議会活動で炭鉄港が北海道近代化の礎だったと改めて気付いた。多くの人に炭鉄港の12市町に、ぜひ足を運んでほしい」と話す。

残り:713文字/全文:1205文字

全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
ページの先頭へ戻る