くらし

避難所のトイレ不便、排せつ物ためる装具不足… オストメイト、災害時困った

04/24 17:00
人工肛門・人工ぼうこうの人がおなかの排せつ口につける「パウチ」と呼ばれる袋。災害時に向けた備蓄や交換場所の整備は急務だ=ほくやく在宅医療支援室札幌ショップ(札幌市中央区)
人工肛門・人工ぼうこうの人がおなかの排せつ口につける「パウチ」と呼ばれる袋。災害時に向けた備蓄や交換場所の整備は急務だ=ほくやく在宅医療支援室札幌ショップ(札幌市中央区)

 胆振東部地震の発生以来、人工肛門・人工ぼうこうの人(オストメイト)の災害時支援に関心が高まっている。多目的トイレの整備、排せつ物をためる装具の備蓄などの課題が、あらためて浮き彫りになったからだ。排せつはデリケートな問題だけに、関係者は体制拡充を求めている。

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 「避難所のトイレは使いにくかったので、誰にも言わず避難指示区域内の自宅に1人で戻り、排せつ物をためる袋を取り換えた」

 北大病院(札幌)が胆振東部地震後、10月までに同病院の「ストーマ外来」を受診したオストメイト50人に地震後に困ったことを聞き取ったところ、震源地周辺に住む人からこんな体験が寄せられた。

 避難所には和式トイレしかなく、おなかにつけた袋から排せつ物を出して捨てるのが難しかった。使用済みの袋を捨てるゴミ箱もなかった。

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