科学・環境

留萌管内初山別村から新鉱物 国際鉱物学連合が認定 「初山別鉱」「留萌鉱」と命名

04/24 17:54 更新
初山別鉱と留萌鉱を含んでいた砂金。大きさは1ミリ程度(東京大物性研究所提供)
初山別鉱と留萌鉱を含んでいた砂金。大きさは1ミリ程度(東京大物性研究所提供)
  • 初山別鉱と留萌鉱を含んでいた砂金。大きさは1ミリ程度(東京大物性研究所提供)
  • 初山別鉱と留萌鉱などを写した電子顕微鏡写真。金とスズが結合した別な鉱物、元江鉱もみられる(東京大物性研究所提供)
  • 新鉱物の発見者の浜根さん(東京大物性研究所提供)

 【初山別】留萌管内初山別村の川で採取された砂金の中から、東京大物性研究所技術職員浜根大輔さん(40)=北大大学院修了、鳥取県出身=が2種類の新たな鉱物を発見し、国際的な学術団体・国際鉱物学連合によって新種の鉱物として承認された。和名は「初山別鉱」「留萌鉱」と命名され、標本は国立科学博物館(東京)に収蔵される。

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 承認は4月3日付。浜根さんによると初山別鉱は銀とスズだけから成り立つ鉱物で、世界初の発見という。留萌鉱は金とスズだけが結びついた鉱物で、世界で発見は2例目。

 国立科学博物館などによると、鉱物は世界で約5400種類が確認されており、国内では141種が発見されている。このうち道内では13種見つかっており、2007年の様似鉱以来の発見となる。

 2種類の新鉱物が含まれた砂金は、砂金掘りを25年続ける斎藤勝幸さん(56)=留萌市=が初山別村の初山別川で採取したもので、東大物性研電子顕微鏡室所属の浜根さんに研究資料として提供した。浜根さんは2017年にこの約1ミリの砂金を薄片に削り、電子顕微鏡で観察。断面に2種類の未知の鉱物があるのを見つけ、同連合に新鉱物として申請した。

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