空知

SL「80歳」機関士奮闘 三笠鉄道村 南さん・西さん 整備・運行全て手作業 27、28日に「誕生祭」

04/24 05:00
S―304号の整備・運行を担当する機関士の南さん(左)と西さん
S―304号の整備・運行を担当する機関士の南さん(左)と西さん

 【三笠】三笠鉄道村(幌内町)で動態保存する蒸気機関車(SL)「S―304号」(1939年製)が、今年で製造から80年の節目を迎える。機関士の南勝利さん(75)と西隆人さん(70)=ともに岩見沢在住=は旧国鉄時代からSLに携わり、2人だけで車両の整備や運行を担当。「子どもは喜び、年配の方は懐かしがる姿がやりがい」と語る。本年度の営業が始まる27、28両日には「S―304号誕生祭」を開催する。

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 2人は元JR北海道の機関士。南さんは旧国鉄時代からSLに乗務、西さんは整備や石炭の補充を担当していた。定年退職後に鉄道村に再就職し、南さんは12年、西さんは6年になる。

 鉄道村では、SLは土日を中心に運行。2人は前日から車輪に油を差したりボイラーを温めたり、全て手作業で準備する。運行当日は午前5時からボイラーに火を入れる。運転や、一般向けのSL運転体験の指導も担当する。南さんは「愛着がないと勤まらない。整備が悪くて運休したことは一度もない」と胸を張る。

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