北海道

夕張市石炭博物館の火災続く 炭層引火か、坑道に注水

04/19 14:11 更新
地下の模擬坑道に通じる入口から白煙があがる火災現場=19日午前9時35分、夕張市石炭の歴史村(小川正成撮影)
地下の模擬坑道に通じる入口から白煙があがる火災現場=19日午前9時35分、夕張市石炭の歴史村(小川正成撮影)
  • 地下の模擬坑道に通じる入口から白煙があがる火災現場=19日午前9時35分、夕張市石炭の歴史村(小川正成撮影)
  • 消火作業を見つめる関係者=19日午前8時50分、夕張市石炭の歴史村(小川正成撮影) 
  • 白煙が上がる夕張市石炭博物館の付属施設の模擬坑道=19日午前0時25分ごろ、夕張市
  • 白煙が上がる夕張市石炭博物館の付属施設の模擬坑道

 【夕張】18日午後11時45分ごろ、夕張市高松7、夕張市石炭博物館にある地下の模擬坑道から白煙が出ているのを職員が見つけ、119番した。夕張市消防本部によると、けが人はいない。夜を徹し消火活動を続けたが難航しており、19日午後1時現在も鎮火の見通しは立っていない。坑道内の石炭層に引火した恐れもあり、札幌市などが応援の消防車を現地に派遣した。

[PR]

 関係者によると、18日は坑内で通路などの補修のため、溶接工事を行っていた。午後4時半ごろ作業を終え、同5時に職員が見回った際は異常はなかった。出火当時、坑内に人はいなかったという。

 模擬坑道は、明治期に掘削され、全国唯一の、実際に使われた坑道を活用した見学施設。長さ約180メートル、最深部は地下約20メートル。

 市消防本部によると、坑内にむき出しになった石炭層や、落盤などを防ぐため、多用された木材に、火が燃え広がった恐れがある。坑内に水を注入しているが、充満したけむりと高温にはばまれ消防隊員が奥に進めず、消火活動は難航。現場の周囲には焼け焦げたような臭いが立ちこめ、煙が高さ数十メートルに達した。

 同本部の要請を受けた札幌市が消防車8台、岩見沢市が同2台、小樽市が同1台を現場に派遣した。

残り:228文字/全文:748文字

全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
ページの先頭へ戻る