道新先生

くらし

離乳食の常識見直そう 母親の4人に3人が悩み 科学的根拠踏まえ柔軟に

04/18 18:12
離乳食の常識見直そう 母親の4人に3人が悩み 科学的根拠踏まえ柔軟に

 「作るのが大変」「子どもが食べてくれない」。母親の4人に3人が、離乳食に何かしらの悩みを抱えている。母親の負担が大きい一方で、日本の子どもは離乳食から十分なカロリーや栄養をとれていないとの調査結果もある。離乳食の“常識”には科学的な根拠に基づかないものが少なくないとの指摘があり、専門家は「細かな決まりごとにとらわれ過ぎず、柔軟に考えて十分な栄養をとらせてほしい」と助言している。

[PR]

■エネルギー・栄養価低い「10倍がゆ」 失われる鉄分、早めに肉でも「補完」

 北広島市に住む看護師、加藤芽久美さん(33)は、次女(8カ月)がおかゆをあまり食べないため、6カ月健診の際に栄養士に相談した。返ってきた答えは「おなかが空いていないからでしょう。食事前に4時間、母乳をやめてみて」。母乳は欲しがるたびに頻繁に与えており「4時間空けるなんて無理」と途方にくれた。

 母乳育児を相談していた助産師に「おかゆを嫌がるようなら、パンはどう?」「おなかが空きすぎていると食べないこともある。離乳食の前に少し授乳するのもOK」と聞いた。次女は今、パンやゆで野菜、小魚など好みのものを食べている。おかゆにこだわらず、母乳を止めなくてもいいと知り「離乳食がとても楽になった。(次女が)よく食べるので楽しい」と言う。

残り:2869文字/全文:3412文字

全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
ページの先頭へ戻る