留萌宗谷

島西部の高台に避難所 礼文町が新設 最大100人収容、食料3日分備蓄

04/15 05:00
元地地区の高台に建設した防災避難所
元地地区の高台に建設した防災避難所

 【礼文】町は津波の浸水想定区域で一時避難所しかなかった島西部の元地地区の高台に、食料を備蓄し、寝泊まりできる防災避難所を開設した。休憩室はカーテンで3分割でき、プライバシーにも配慮した。4月末には住民が避難訓練を行う。

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 町周辺では天塩町から豊富町に走るサロベツ断層帯のずれによる地震、島付近を震源とする北海道北西沖の地震が想定される。町が昨年まとめたハザードマップで元地地区は最大10メートルの津波が予想され、第1波の到達時間は3分とされている。

 元地地区は46世帯約90人が暮らし、元地海岸や地蔵岩があり、観光客も立ち寄る。地区には一時避難できる高台が2カ所あるが、避難所に適した建物はなく、避難所は約3キロ離れた島東部の香深中が指定されていた。

 新しい避難所は高さ34・2メートルにある旧元地小跡地に建設。鉄筋コンクリート造り平屋、床面積は214平方メートル。最大約100人の避難者を収容可能で、看護室、台所、浴室、四つの洗面所、手すりやベビーシートを設置した多目的トイレなどを備える。普段は集会所としても利用できる。備蓄庫には約100人の3日分の食料を保管している。自家発電機があり、災害時には安定的に電気を供給できる。

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