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来春採用「増やす」36% 道内主要100社 運輸・観光で積極姿勢

04/14 05:00
来春採用「増やす」36% 道内主要100社 運輸・観光で積極姿勢

 北海道新聞は13日、道内主要企業100社を対象にした2020年春の採用計画アンケートの結果をまとめた。19年春より採用を「増やす」と答えた企業は36社(36%)。前年同時期の調査(40社・41%)に比べると低下したものの依然高水準で、企業の旺盛な採用意欲が浮き彫りになった。

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 調査は3月上旬から4月上旬にかけて実施。「前年並み」とした企業は「増やす」と同じ36社、「減らす」は13社、「未定」は15社だった。

 採用人数が最も多いのは、309人増としたツルハホールディングス(HD)の1100人。続いて調剤薬局のアインHDが267人増の800人とした。ドラッグストアや調剤薬局は全国に出店を広げており、「なの花薬局」を展開するメディカルシステムネットワークも42人増の150人を予定する。

 東京五輪関連の工事が好調な建設機械レンタルのカナモトは11人増の110人を予定。JR北海道は5人増の270人、北海道電力は4人増の100人を計画する。「増やす」とした企業の理由で最も多いのは「事業拡大計画に伴うもの」で11社。「業績や経営環境の改善」は5社だった。

 業種別で「増やす」との割合が多いのは、運輸・観光の60%。外国人観光客の増加に伴うサービスの維持向上や運転士、ドライバー不足解消へ、積極的な人材確保に乗り出す。さまざまな機器を通信でつなぐIoT(モノのインターネット)化の進展で商機が拡大するサービス・情報通信も53%と高い。エネルギー・製造も37%と意欲的だった。

 一方、「減らす」と回答した企業では、「今春は計画を上回る水準を確保できた。引き続き新卒採用に力を入れるが、来春は平年並みに戻す」(伊藤組土建)とする企業が大半だった。ニトリは28人減の480人。ただ、前年は当初予定を60人近く上回って採用しており、採用予定数としては30人増えている。(瓦木毅彦)

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