揺れる鉄路

JR北海道利用促進策 効果に不安の声 「自治体に任せ切りなら無責任」

04/11 05:00
JR北海道利用促進策 効果に不安の声 「自治体に任せ切りなら無責任」

 JR北海道が9日に公表した、地元負担を前提に鉄路を維持する方針の道内8路線の利用促進策「アクションプラン(行動計画)」のうち、上川管内を走る石北、宗谷、富良野、根室の4路線では、観光列車の活用、駅前のにぎわい作り、イベント利用の際の運賃助成など路線ごとに多様な取り組みが盛り込まれた。ただ、路線存続へ向けて地元に求められる負担額も明言されない中、沿線自治体からは「(プランの)効果が出るか不安」との声も出ている。

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 行動計画は2019、20年度を第1期集中改革期間とした上で、基本方針、利用促進策、経費削減策を盛り込んだ=表参照=。取り組みは随時見直し、第2期集中改革期間(21~23年度)の施策につなげる。

 石北線では、行事で鉄道を使った場合の運賃助成、出張の際の鉄道利用促進などを列挙。住民による駅舎管理の検討などの経費削減策も盛った。だが佐藤芳治上川町長は「効果が出せるか、不安もある」とし、「プラン実現を自治体に任せ切りにするなら無責任だ」とJRに苦言を呈した。

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