揺れる鉄路

31年度に黒字化 JR長期計画 年280億円支援が前提

04/10 07:00

 JR北海道は9日、北海道新幹線の札幌延伸実質初年度となる2031年度に、連結の純損益を黒字化して「自立経営」を実現する長期経営ビジョン(19~31年度)などを公表した。30年度まで国などから年280億円の支援を受けることが前提。JRの単独維持困難路線のうち、存続を目指す宗谷線(名寄―稚内)など8区間への支援額については、21年度以降、国と地方自治体合わせて80億円の支援が必要との姿勢をにじませた。

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 長期ビジョンではまた、青函トンネル内など貨物列車との共用走行区間での速度制限を解消し、東京―札幌の最短所要時間を4時間半とするとした。8区間への支援とともに、関係機関との調整は難航しそうだ。

 発表したのは、国が策定を求めていた長期経営ビジョン、中期経営計画(19~23年度)のほか、19年度から5年間のJR独自の収支見通しと8区間の19、20年度の利用促進策「アクションプラン」。同日、JR本社で開いた会見で、島田修社長が説明した。

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