再生エネルギー

別海に牧草バイオ発電所 地元企業など建設 サイレージ原料

04/04 05:00
サイレージを主原料に発電するフロンティア発電所1号(KEHバイオ提供)
サイレージを主原料に発電するフロンティア発電所1号(KEHバイオ提供)

 【別海】根室管内別海町で牧草を発酵させたサイレージからメタンガスを生成させ、燃料としてバイオガス発電する「フロンティア発電所1号」の落成式が3日、開かれた。最大出力382キロワットと540世帯に供給可能な規模で、北海道電力に売電する。地元の角川建設(別海町)と酪農機械の輸入販売国内大手のコーンズ・エージー(恵庭市)の共同企業体が約10億円を投じて建設した。

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 発電事業者は角川建設のグループ会社KEHバイオ(別海町)。酪農地帯のバイオガス発電は、牛のふん尿を発酵させてメタンガスを回収する方法が一般的だが、角川建設の角川義捷(よしかつ)社長は「サイレージを原料とするバイオガス発電施設は国内では例がないはず。循環型酪農の先駆けになれば」と話す。

 同発電所では、角川建設の関連会社イーストファーム(別海町)で育てた牧草のうち秋に収穫する2番草を使い、長期的に管理しやすいサイレージをつくり、主原料とする。その他の原料として、周辺の酪農家が処理に困る質の悪いサイレージを無料で引き取るほか、乳業メーカーなどの廃棄物も有料で受け入れる。酪農地帯の未利用資源の活用策としても期待される。

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