音楽

幸せの意味、小樽から歌う 大平リリーさん夫妻「音楽通じ問いたい」

03/16 17:00
コンサートに向け、練習するリリーさん(左)とフェレナンドさん
コンサートに向け、練習するリリーさん(左)とフェレナンドさん

 【小樽】イタリアで世界的なオペラ歌手に師事し、今はラテンやポップスのデュオを組む妻の大平リリーさん(26)と、中米グアテマラ出身の夫のフェレナンド・ムルガさん(39)夫妻が、新拠点の小樽から音楽を発信している。孤独死、児童虐待など社会問題に向き合い、「人は孤独ではない」との思いを歌詞に込め「音楽を通じ幸せの意味を問いかけたい」と地域イベントなどに出演を続ける。17日には札幌市中央区の「赤れんがテラス」で道内初となる単独コンサートを開く。

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 リリーさんは、札幌交響楽団でコンサートマスターを務める大平まゆみさん=バイオリン=の次女。東京生まれの札幌育ちで、声楽を学ぶため18歳でイタリアに渡った。世界的ソプラノ歌手ミレッラ・フレーニに3年間師事。その声楽アカデミーでフェレナンドさんと出会った。

 2人はデュオグループ「La(ラ) Essenza(エッセンツァ)」を2015年に旗揚げ。欧州や北米でコンサートを続けてきた。豊かに見える日本で孤独や貧困、虐待といった社会問題が深刻なことを知り、音楽を通じて何かができるのではないかと、日本に移り住むことを決意。旅で気に入った小樽で18年1月から、長女の恵ちゃん(2)と暮らし始めた。

 17日は赤れんがテラス内の椿(つばき)サロンで午後7時開演だが、既に予約で満席に。夏に札幌で企画されている別のイベントに出演を予定している。

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