北海道

「地球に有益な営み」探る 七飯の農家ら「発酵会議」発足 25日初のイベント 種子法廃止 映画で考える

02/21 17:00
チラシを持ち参加を呼びかける(左から)藤吉さん、山田圭介さん、あゆみさんら地球発酵会議の運営メンバー
チラシを持ち参加を呼びかける(左から)藤吉さん、山田圭介さん、あゆみさんら地球発酵会議の運営メンバー

 人を微生物ととらえ、その活動を地球に有益な「発酵」と位置づけ、より良い社会のあり方について考える団体「地球発酵会議」を七飯町の農家らが発足させた。25日を皮切りに、農業や食、暮らし、エネルギーなどのテーマで年3回程度、映画を見たり、話し合いを持つイベントの開催を予定している。(石川崇子)

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 結成メンバーは、ヤギや牛を育てながらチーズを作る山田圭介さん(41)、あゆみさん(46)夫妻、陶芸家の藤吉大志さん(39)ら七飯町に住む5人。山田さん夫妻は「発酵は一般的に人間に有用な微生物が働いている状態のことを言う。人間が地球にとって良い働きをするにはどうしたら良いか、仲間を作りながら話し合いたい」と発案の意図を語る。

 25日の第1回のイベントは「種のおはなし会」。米国のバイオ企業を訴える農家などを描いたドキュメンタリー映画「種をつぐ人びと」(2014年、米国、82分)の短縮版を鑑賞する。その後、空知管内長沼町で農場「メノビレッジ長沼」を営む米国出身のエップ・レイモンドさんと荒谷明子さん夫妻が2018年4月に廃止された「主要農作物種子法」と日本の農業に今後起こりうる問題などについて話す。

 第2回は3月27日に長野県にある真木共働学舎の1年を描いたドキュメンタリー映画「アラヤシキの住人たち」(2015年、本橋成一監督、117分)を上映し、十勝管内新得町にある共働学舎新得農場の宮嶋望代表が、共働学舎からみた多様性のある「発酵していく人間社会」について話す。

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