北海道

液状化、地下鉄建設が影響? 専門家「抜本策必要」

09/13 05:00
液状化、地下鉄建設が影響? 専門家「抜本策必要」
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 13日で発生から1週間を迎えた胆振東部地震で、札幌市と、隣の北広島市では、地下鉄上を通る道路3路線や、住宅地3地域の少なくとも計6カ所で、土地陥没や家屋が傾く被害が出た。札幌市内では市営地下鉄建設後の埋め戻しや、盛り土による宅地造成の地盤工事が「液状化現象」を誘発した可能性があり、調査を行った専門家は「地下水の水位を下げるなど抜本的対策が必要」と指摘している。

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 札幌で最大の震度6弱を観測した東区では地下鉄東豊線上の市道「東15丁目屯田通」が陥没。4キロにわたり路面が波打ち、1メートル近く沈んだ場所もある。通行止めは12日も続き、市は舗装を剥がす作業などを急いだ。

 市は東豊線建設の際、土地を約10メートル掘ってトンネルを埋め込む「開削工法」を採用。そこを砂で埋め、地表を舗装し道路を造った。

 一帯は、泥炭などが地下10メートルから15メートルまで堆積した軟弱地盤。「埋め戻し土」の締め固めが不十分だと液状化が起きやすい。北大大学院工学研究院の磯部公一准教授(地盤工学)は現場を調査し、砂交じりの水が噴き上げた「噴砂」の跡を確認。「軟弱な地盤で揺れが増幅した恐れがある。1~3メートルの浅い場所に地下水があり、地下鉄建設の埋め戻し土が液状化したと考えられる」と話した。

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