政治

プーチン氏「年内に無条件で平和条約」 対ロ外交揺さぶる

09/13 01:59 更新
東方経済フォーラムで安倍首相(左)と握手するロシアのプーチン大統領=12日、ウラジオストク(タス=共同)
東方経済フォーラムで安倍首相(左)と握手するロシアのプーチン大統領=12日、ウラジオストク(タス=共同)
  • 東方経済フォーラムで安倍首相(左)と握手するロシアのプーチン大統領=12日、ウラジオストク(タス=共同)
  • ロシアのプーチン大統領

 【ウラジオストク広田孝明、小林宏彰】ロシアのプーチン大統領が12日、今年中の日ロ平和条約締結を安倍晋三首相に迫った。プーチン氏が提案した「無条件」の条約締結は、日本政府が基本方針に掲げる「四島の帰属問題の解決」を先送りするもので、北方領土問題の棚上げを意味する。ロシアとの連携を強める中国の習近平国家主席ら各国首脳や経済界のトップらを前に飛び出したプーチン氏の発言は、対ロ外交の成果も追い風に自民党総裁3選をにらむ首相を大きく揺さぶった。

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 「平和条約を締結しよう。今すぐではないが、年末までに。一切の前提条件抜きで」。プーチン氏は極東ウラジオストクで開かれた東方経済フォーラムの全体会合で、同じ壇上にいる首相にこう呼びかけた。会場は大きな拍手に包まれたが、「四島の帰属問題を解決して平和条約を締結する」という日本の基本方針と相いれない突然の提案に、首相は何も答えなかった。

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