北海道

ボランティア動く 胆振東部地震 被災3町に200人

09/12 17:00
激しい揺れで家具が散乱した厚真町の住宅内を片付けるボランティアたち=12日午前10時(金田淳撮影)
激しい揺れで家具が散乱した厚真町の住宅内を片付けるボランティアたち=12日午前10時(金田淳撮影)

 【厚真、むかわ、安平】胆振東部地震で、住宅やライフラインに甚大な被害があった胆振管内の厚真、むかわ、安平の3町で12日、災害ボランティアなどの支援活動が本格化した。3町では同日午前、道内外のボランティア計約200人が、損壊した家屋や倒れた家具の片付け、避難所の清掃などを行った。

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 ボランティアは事前登録が必要で、11日夜までの登録者数は安平町475人、厚真町127人、むかわ町57人。北海道社会福祉協議会によると、3町のうち安平町はボランティア受け入れ専用のホームページを立ち上げたため、登録者数が増えているとみられる。

 厚真町では12日午前、前日を約30人上回るボランティア計約70人が活動した。前日に続いて家具の片付けなどを行った釧路市の無職高橋裕人さん(62)は「住宅内はタンスや食器棚が倒れたり、破損したりして当人だけで片付けるのは危険な状態。自宅避難を続ける高齢者が『給水場まで水を取りに行けない』との声も聞いた。まだまだ支援が必要なことがある」と話した。

 厚真町新町の石山誠一郎さん(77)は、ボランティア4人に地震で倒れたタンスなどを元の位置に戻してもらい、「夫婦二人暮らしで、すぐに頼れる人がいなかったので助かりました」と安堵(あんど)の表情を見せた。

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